ショタ小説 −少年の戸惑い−

少年の恋に戸惑う心を綴ったフィクションです。登場人物は全て仮想の人物であり、実在する人物などとは一切関係していません。

お知らせ

ただいま管理人は大学受験を控えているため、更新率が著しく低下しています。
日頃より焦れったくお思いの方も多くいらっしゃいますと存じますが、この度上記の事情もありまして、改めてお詫び申し上げます。

申し訳ございませんが、しばらくの間ご辛抱ください。

なお、余裕のある時には極々短い作品を提供させていただきます。

今後もご愛読のほど、よろしくいたします。
  1. 2009/10/31(土) 17:34:18|
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呼ばい

 兄はそっと二段ベッドの上段に上がった。一歩踏み出す度に梯子が軋むので、ゆっくりと、片足ずつ体を持ち上げる。
 弟は気持ちいいくらい手足を広げ、天井に寝息を吹きかけていた。胸元が浅く上下している。
 兄はしばらく弟の寝顔を見つめた。そしておもむろに、柔かな頬に舌を這わせた。両方とも隈無く、その弾力を味わう。
 やがて悪戯な舌先は、弟の唇に触れた。まずは上唇を湿らし、そして下唇を撫でる。 弟の寝息が一瞬だけ乱れた。しかし目は覚まさなかった。
 やがて兄の舌は弟の唇を分け、口内に侵入した。弟の舌を探し、そして執拗に絡める。いささかの抵抗が感じられた。
 兄は入念な接吻を繰り出すと同時に、弟の寝間着を捲り上げた。
 兄は口を離すと、むき出しになった胸部の愛撫にとりかかった。すこしだけ、つんと汗の匂いがした。
 片方の乳首は触れるとすぐに硬くなった。じわりと鳥肌が立っている。
 もう片方の乳首を弄んだ後、兄の舌は徐々に下腹部へと進んだ。すべすべの肌が、段々と兄の唾液で潤ってゆく。
 兄は寝間着の上から股間に口をつけた。既に硬さを帯びているペニスが、舌に駆り立てられて上を向く。布を通してくわえこみ、揺さ振った。
 やがてペニスは、湿った寝間着の下にはっきりとシルエットを現した。兄はゆっくりと、慎重に寝間着の下を脱がせた。白ブリーフを一瞥し、それも脱がす。間もなく元気のよい勃起が曝された。
 兄はまず香りを楽しんだ。そしてふぐりを突いた。頬とはまた違った柔らかさが存在していた。
 フルートの要領で勃起を側面から刺激する。舌を動かす度にバネのようにはねる。
 兄はその体制のまま弟を見上げた。淫らな下腹部、しなやかな腹筋、薄い胸元、滑らかな顎のライン、愛らしい寝顔。壮観だった。
 兄はようやく弟のペニスを頬張った。両唇で軽く締め上げ、抜いては差した。と同時に舌も巧みに使い、敏感な部分に快楽の波を生じさせる。弟の腰がぴくりと動いた。
 兄はしばらくしてフェラチオをやめた。そして自らの唾液に光る勃起を握り、淫らに動かした。
 片方の手は胸を撫で上げた。乾き切っていない唾液が広がる。
 弟の息のテンポが股間の外的刺激に応じて速くなっていった。何度も首だけで寝返りを打った。
 兄の手に脈動を感じた。そして、大量の精液が弟の幼い下腹部にべっとりと放出された。
 兄は自分の手と弟のペニス、そして下腹部に付着した精液をすべて舐め取った。
 兄は何も知らずに夢見る弟の淫らな様子をしばらく眺め、そして自らの下半身を露出した。弟の胸のあたりで膝立ちで跨り、先ほど行った行為を反芻しながらオナニーに耽った。
 頭の中で再び弟が射精するのと同時に、兄は弟の顔に自らの精液をぶちまけた。
 兄は両手で弟の顔を挟み込み、顔中の白濁を吸い取った。

「お兄、ちゃん……?」


  1. 2009/09/21(月) 19:46:10|
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  1. 2009/08/18(火) 22:39:38|
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夏の夜の

 遠くで花火が上がった。 渇いた破裂音が、夜空に花が咲いた少し後に遅れて夜店のテントを揺らす。 洋治は紺の甚平の裾を握り、下駄の鼻緒ばかりを眺めていた。和太鼓の低温と、花火を吹き出す火薬の音が混じっていたが、彼は敢えて区別しようとしなかった。
  洋治はしきりに髪を触っては手を引っ込めた。これが彼の癖だった。 不意に、洋治の頬に冷たいものが当たった。
「わっ」
 驚いて顔を上げると、そこに幼いころから馴染んでいる顔があった。
「よっ洋治。待たせたな」
 洋治の顔に明度が増した。
「慎一」
 慎一は水風船を洋治に渡した。彼は同じく甚平を着ていた。手に持った団扇で洋治を扇ぎ、笑顔の上で髪が躍った。 ふと、洋治は慎一の連れに気が付いた。花柄の浴衣を着た、慎一と同い年くらいの女性だった。 慎一は恋人だと紹介した。洋治は微笑む彼女と強いて目を合わさなかった。
 盆踊りの同心円を眺めながら、三人は夜店を見て回った。時に綿菓子を片手に、時に金魚を片手に、時間はゆっくり流れた。 洋治は中学校の話を、慎一は高校の話を互いに聞かせた。 時折慎一と恋人は、洋治の知らない話をした。洋治はその度、大口で玉子煎餅にかじりついた。マヨネーズに鼻がつんとした。
 やがて慎一の恋人が帰るというので、慎一と洋治は駅まで見送りに行った。 慎一と恋人がこっそり手を繋いでいるのに、洋治は気付いた。洋治は駅まで口を開かなかった。 別れ際、慎一の恋人は洋治に笑いかけた。弾けんばかりの、可愛らしい笑顔だった。

「何怒ってんだよ」
 洋治は憮然としたままだった。 時間も遅くなり、人は少なくなっていた。盆踊りはすでにフィナーレを迎えた後で、会場の中央のやぐらから大太鼓が下ろされている最中だった。
「夏休みはまだ半分も残ってるって分かってるのに、何か淋しいよな」
 慎一がしみじみと言った。洋治は店じまいの作業に追われている焼きそば屋の鉄板から立ち上る湯気をじっと見つめていた。屋根から漏れた湯気は、それ以上上昇することなく消えていった。
 二人は会場を後にし、夜の住宅地を歩いた。
「洋治ってカノジョいないの?」
「いない」
 慎一は空を見ながら、ふーんと言った。
「好きな人は?」
「………」
 対照的に、洋治は地面を凝視していた。スクーターがクラクションを鳴らしながら二人を追い抜いた。ヘッドライトに対する二人の影が、二人にスクーターが近づくにつれ重なっていった。
「コクるってさ、勇気いるんだよな」

 やがて二人は、洋治の家の前に着いた。慎一がおやすみと言いかけた時、
「ん?」
 洋治は慎一の腕を握った。
「すき」
「え?」
 洋治は慎一の爪先を見つめていた。
「すき」
「誰が?」
 慎一は困惑したような、笑いが混じった声で言った。
「慎一が」
「………」
 二人の間にしばらく沈黙が流れた。 洋治の耳に血潮が流れる音がやたらと聞こえた。
「それでお前……」
 何故か自然と、洋治の目に涙が溢れてきた。
「キスして」
「え?」
 どこかで風鈴が鳴った。
「一回でいいから。もう頼まないから」
 治は初めて顔を上げ、慎一の顔を見つめた。暗闇にぼけた顔の輪郭が揺れた。
「ごめんな、洋治」
「………」
 慎一はふと笑った。そして洋治の顎を手で支え、少しかがんで洋治の唇にキスした。一回だけ。一秒だけ。 慎一はくしゃくしゃと洋治の頭を撫でた。
  1. 2009/08/05(水) 17:01:07|
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風の噂

「あのさ」
 拓郎がふと尋ねた。
「誰かからお前が俺のこと好きだって聞いたんだけど、冗談だろ?」
「マジだよ」
 隣にあぐらをかいている優也はさらりとこともなげに応えた。
「………」
 拓郎がしばし絶句した。
「で、でもさ、普通男は女を好きになるんじゃないのか?」
「うん。でも僕は普通じゃないんだよ」
「ほ、ホモってやつ?」
 優也は大きく頷いた。拓郎は再び沈黙した。 ややあって、拓郎は好奇心から聞いてみた。
「好きな人とはエッチするんだろ? でも男同士ならできないんじゃ……」
「できるよ。知らないの?」
 優也はなんでもないような顔で言った。
「でも……、エッチは男のチンコを女のまんこに入れてやるって兄貴が言ってたぞ。男にはまんこなんてないじゃないか」
「なんだったらやってみる?」
「……!」

 拓郎は優也に言われるままカーペットの上に仰向けになり、膝を立てていた。 優也は拓郎の肛門に唾液をこれでもかと塗り付けている。二人とも下半身は裸だった。
「じゃあ、入れるよ?」
 優也は勃起した自分の性器をつまみ、拓郎の肛門にあてがった。
「ふんっ!」
 優也は思い切って性器を押し込めた。拓郎の目にじわりと涙が浮かぶ。
「い、痛い……」
「ごめんね。もっと優しくするから」
 優也は慎重に性器を抜き出し、ぎりぎりのところで止めた。
「力を抜いて。だんだん気持ちよくなるから」
 優也は再び腰を突き出した。拓郎の口からかすかに声が漏れる。 優也はこれ以上ないほどゆっくりとピストン運動を繰り返した。
「だめ、拓郎のそんな顔見てたら出ちゃう……」
 拓郎は目をかたく閉じてカーペットに爪を立てていた。
「は……」
 優也は性器を抜き取り、自らの唾液で光る性器を擦った。やがて拓郎の腹部に白濁の液が飛び散った。
「痛かった?」
 拓郎は無言で頷いた。
「でもね、何回もやってたら気持ちよくなるよ。僕が慣れさせてあげる」
 拓郎はなぜか、顔を覗き込む優也の大きな目を直視できなかった。

テーマ:ショタ小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2009/06/25(木) 22:51:01|
  2. 短編
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Author:イズコー
バイの高校生です。得意の妄想を生かして小説を書いています。
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