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ショタ小説 -少年の戸惑い-

少年の恋に戸惑う心を綴ったフィクションです。登場人物は全て仮想の人物であり、実在する人物などとは一切関係していません。

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第三章

僕と雅人がこんな関係になってしまったのは、入学してから二ヶ月ほど経ってから。
僕と彼は、あるグループワークで同じグループになった。
出身小学校は違うが、それからよく話をするようになり、まぁまぁ気も合った。
その時にはまだ彼の本性を知らなかった。
そしてある日、彼が僕の家に遊びに来ることになった。
自室で適当にテレビゲームをしているときだった。

「信也って、エロいんだね…」
「は…?」

彼は僕の机に無造作におかれている成人漫画を指差していた。

「えっ、あれは、なんで、その…」

彼は笑みを浮かべ、舐めるように僕を見ていた。
さっきまではなかった。
彼が僕の知らないうちに、机の中から見つけ出して置いていたのだった。
僕は二の句が次げなかった。

「これ見て、オナニーしてんだろ」

彼がおもむろに立ち上がり、漫画を持って僕の目の前に座った。そしてゲーム機の電源のを切った。

「……」
「してるんだろ?」

僕はうつむいたまま黙っていた。身体の奥から恥と、焦りと、恐怖が沸いてきた。目には涙が浮かんできた。

「なぁ?」
「……」

僕は仕方なく頷いた。事実なのだから。
彼は満足げに口元を緩めた。
そして僕の頭を片手で撫でた。
ぎゅっと髪をつかまれ、顔を上げられる。

「見せてくれよ」
「…!」

彼は漫画を適当に開き、僕の目の前にかざした。
僕は首を横に振った。
しかし彼の目はまっすぐ僕の目をとらえ、抵抗をゆるさない光が僕を拘束していた。
彼の表情が険しくなった。
それは僕の恐怖を一層かりたてた。

「友達がいるところでエロ本出しっぱなしにしてるクセに、か?」
「……」

僕は震える手でファスナーをおろした。
もはや自分が何をしているのかわからない。
ただ言われるままに、いつも夢中になってしている行為をこの少年の目の前で実行しなければならないということだけは理解できた。

僕のペニスは恐怖で萎えていた。
彼は少し首をかしげると、漫画のページをめくり、グラビアのページを開けた。
女性モデルが大きく股を開き、挑発的な表情をしている写真が僕の目の前にあった。
僕は彼の目から視線をそらし、その写真に集中しようとした。
拒もうとしても無駄だ。今は彼の存在を忘れ、快楽を求めるしかない。

僕のペニスは次第に勃起してきた。
モデルの表情が、そそる。
この開いた股に、自分を重ねたい。
体験したことのない、大人の快楽を味わいたい。
入れたい…。
思春期の少年の感情が、僕を突き動かした。
手でペニスを握り、上下に動かす。
頭の中で妄想がふくらむ。

「…っ」

いつものあの感覚が、迫ってきた。
下腹部から何かがせりあがってくるような感覚…。
頭の中が真っ白になった。

「うっ…」

僕のペニスから精液が飛び散った。
それは僕の床を汚し、彼の足にも少しかかった。
急に恥ずかしさが増してきた。

友達の前で…。

この上ない恥だった。
紅潮した頬を汗と涙が伝う。
次々と、伝う。

「う、うぅ…」

僕は目を赤くして泣いていた。
手はペニスを握ったままだった。
彼は僕の頭を抱き寄せ、頬をすりつけた。
かすかな汗の香りが彼を楽しませた。
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テーマ:BL小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2007/06/26(火) 20:40:36|
  2. 第二部
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

みてました

どうも、はじめまして。
僕は允兎(まさと)っていいます。
ずっと、物陰からみてたんですけど、
このたび僕もブログを作りましてですね。。
あの、もしよろしかったら相互リンクしませんか?
それと、この小説のレビューもチョコチョコ書かせていただきたいのですが、どうでしょうか…?
良いお返事待ってまーす。
  1. 2007/07/02(月) 03:24:03 |
  2. URL |
  3. 允兎 #TQJJvfrU
  4. [ 編集]

そろそろネタにつまってきましかた?それともコメないからやる気なくした?
コメントないからって楽しみにまっている人はいるんで頑張って続きを書いてください!ファイト!
  1. 2007/07/02(月) 23:08:02 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

允兎さん
はじめまして、こんばんは。
いつもごらん頂ありがとうございます。
相互リンクですが、もちろんOKです♪
追加しておきますね。
そちらもブログのほうがんばってください。

 さん
はじめまして、こんばんは。
応援ありがとうございます。
ネタは一応あるんですが、書いている時間がなくて…。夏休みになれば毎日書けると思います。ご了承ください。
  1. 2007/07/04(水) 19:23:08 |
  2. URL |
  3. イズコー #BHenOeZ.
  4. [ 編集]

蟻が10匹ですぅ。ww

僕も今すぐリンクに登録させてもらうですね。
明日辺り紹介と小説レビューさせてもらうです。
感謝感激雨嵐ですよーwww
  1. 2007/07/04(水) 19:36:28 |
  2. URL |
  3. 允兎 #TQJJvfrU
  4. [ 編集]

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Author:イズコー
バイの某大文学部生です。少年愛の美学、ショタの文学、美少年と少年美、「艶」の定義についてなど日々考察中。

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