ショタ小説 -少年の戸惑い-

少年の恋に戸惑う心を綴ったフィクションです。登場人物は全て仮想の人物であり、実在する人物などとは一切関係していません。

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第九章前編

二学期のある日。
学校にいつもどおり登校した。
休み時間は変わらずにぎやかだった。
教室の一角では、最近彼女と別れた龍一が囃されていた。
僕もなんとなくその集団に加わっていた。
特に龍一をからかうつもりはなかったが、周りに適当に相槌を打ったりしていた。
彼の照れ笑いの奥には、悲しさのような複雑な感情があるように思えた。

なんでもないきっかけで、龍一の周りの人が散った。
その場には僕と彼しかいなく、他愛ない話をし始めた。
そこへ、雅人が現れた。

「よう信也。今日も遊べるよな?」
「うん…」

龍一は急に僕が恥ずかしさでうつむき加減になった理由を知らない。
雅人は龍一の方を向いた。

「龍一、今日クラブは?」
「ないよ」
「じゃあ一緒に遊ばない?」

僕は驚いて顔を上げた。
雅人は意味ありげな笑みを浮かべ、僕に目配せした。

「いいよ」
「決まりだな。放課後信也の家に来いよ」
「わかった」

背中を冷たいものが流れたように感じた。
まさか、彼の前で…。
僕は、親友が目の前で淫らな姿をさらし犯されているのを見て呆然と立ち尽くす龍一を想像した。
今度こそは、まずい…。
前の公園での出来事が脳裏をよぎった。
嬉しそうに席に戻った龍一を見ていると余計不安な気持ちになった。

「そういうわけで」

雅人が言ってその場を去った。
意地悪な声だった。

 * * *

先に龍一が家に来た。
部屋に通し、数分待つと雅人も来た。
僕たちはしばらく談笑し、テレビゲームを始めた。
僕はこのまま何も起こらずに龍一が帰ることを願った。
しかし、その願いは叶わなかった。
ゲームが一段落ついたときだった。

「信也、トイレどこ?」
「え、知ってるんじゃ…」
「忘れてしまったんだよ」

雅人はゲームのコントローラーを置いた。

「悪いけど待っててくれない?」
「いいよ」

雅人は僕を急き立てるようにして、龍一をおいて部屋を出た。
彼はトイレには行こうとせず、僕を隣の部屋に押し入れた。
そこは物置と化している部屋だった。
一度彼に見せたことがあった。
彼はドアを閉め、おもむろにズボンとパンツを下ろした。
おびえる僕の前で、彼は自らのペニスを刺激し、勃起させた。
彼は手でフェラするように合図した。
僕は首を横に振った。
彼は少し不機嫌な顔になり、僕の腕を強引につかんだ。

「ダメだって!」

僕は必死に抵抗しようとした。
しかし彼は強い力で僕を押さえつけ、僕の顔を股間に押し付けた。

「聞こえるぞ?」

実際、この部屋と僕の部屋はほとんど筒抜け状態だった。
龍一が身動きする音もよく聞こえる。
もし僕が変に声を上げれば、彼が覗きにこないとも限らない。
僕は仕方なく雅人のペニスを咥えた。
ゆっくりと顔を前後させる。

「抵抗したら龍一を呼ぶぞ」

彼は静かに僕を脅した。
いつの間にか涙があふれていた。
僕は雅人が変な気をおこさないよう、素直にフェラに専念した。
舌を絡めるようにして、袋も舐める。
はやく彼が果ててくれればそれでいい。
時々手も使い、彼を快感に沈める。

「っ、いいぞ」

僕は夢中で彼にしゃぶりついた。
そのとき、閃光が焚かれた。
彼が携帯電話で写真を撮ったのだ。

「これ、いつでも見せれるね」

僕は恐怖で頭が真っ白になった。
はやく終わらしたい…。
僕は必死で動いた。
口の中でペニスが激しく擦れる。
彼のペニスが口の中で脈打った。
それと同時に、のどに苦い液が注ぎ込まれた。
僕は一滴も残らず飲み干した。


「あれ、遅かったね」
「うん…。水道管が切れてるとは思わなかった」

龍一は納得したようにうなずいた。


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テーマ:BL小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2007/08/09(木) 20:23:16|
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バイの某大文学部生です。少年愛の美学、ショタの文学、美少年と少年美、「艶」の定義についてなど日々考察中。

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