ショタ小説 -少年の戸惑い-

少年の恋に戸惑う心を綴ったフィクションです。登場人物は全て仮想の人物であり、実在する人物などとは一切関係していません。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

第九章後編

僕と龍一は並んでテレビの画面に向かっていた。
僕のすぐ後ろには雅人がいる。

「このレーシングゲーム、いつ買ったの?」
「…去年の秋」

龍一は僕のしどろもどろな物言いを気に留めず、自分の車を選んだ。
僕も自分の車を選ぼうとしていた。
しかし、目は画面を見ているものの、集中はしていなかった。
なぜなら、僕は雅人にまさぐられているから…。
彼は何気なく僕のそばにいるが、その手は僕の股間をいじっている。
ズボンの上から勃起した僕のペニスを握り、力を入れたり抜いたりしている。

「っ!」
「どうしたの?」

僕は少し喘いでしまった。
龍一が怪訝そうに僕のほうを向くと、雅人はすばやく手を引っ込めた。

「いや、なんでも…」

レースが始まった。
同時に雅人のいたずらも再開した。
僕はコースを外れてばかりいた。
雅人は僕のズボンのファスナーを開けた。
手を入れ、パンツの上から握る。

「だめ…」

僕は龍一に聞こえないように囁いた。
しかし、雅人は無言で行為を続けた。
パンツの前あわせをも侵し、彼自身の唾液で湿った指で棒を刺激する。

「んん、ん…」

頭の中が真っ白だった。
頬は高潮し、いつ龍一に感づかれてもおかしくない。

龍一がゴールした。
雅人は龍一がコントロールを置いたのを確認し、手を抜いた。

「あれ、遅いね」
「うん…」

龍一はからかうような笑みを浮かべた。
僕は半周くらい龍一に遅れてゴールした。

「今日は調子が乗らない…」

言い訳した。
彼は僕の額が汗ばみ、頬が赤くなっているのに気づいていない。
僕は安心して、雅人から逃れた。
僕は動悸が治まらなかった。

続く…
スポンサーサイト

テーマ:BL小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2007/08/11(土) 18:25:03|
  2. 第二部
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<第十章 | ホーム | 第九章前編>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://puzzledboy.blog101.fc2.com/tb.php/39-c8f273d8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

イズコー

Author:イズコー
バイの某大文学部生です。少年愛の美学、ショタの文学、美少年と少年美、「艶」の定義についてなど日々考察中。

Twitterはこちら
ネットラジオ

メールアドレスはiskough●yahoo.co.jp
です。
※●を@に変えてください。

アクセスカウンター

インフォメーション

はじめに
   当サイトご利用にあたってのご注
   意です。必ずお読みください。
BBS
   掲示板です。ご意見ご感想をお
   教えください。
DigiKet
   ダウンロード販売中の作品です。

ツイッター

目次

The Puzzled Boy - 1
The Puzzled Boy - 2
The Puzzled Boy - 3
The Puzzled Boy - 4
The Puzzled Boy - 5
くらすめいと
二人占め
二人の帰り道
後輩とぼく
一夜限り
My Life is Not Beautiful
仮想現実
格調
風の噂
夏の夜の
呼ばい
待っていた夜更け1
待っていた夜更け2
私解・稚子草子(第五段)
魔性
とぶらひ
Not for Something
慰み
草枕
月光
あの日の水泳
兄弟
夏の孤独
マージナルの手
純淫
王家の砦
春の色
浴衣の少年
幻影
邂逅
奇妙な三人
夏の終わり
Jealousy

最近のコメント

リンク


カテゴリ

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。