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ショタ小説 -少年の戸惑い-

少年の恋に戸惑う心を綴ったフィクションです。登場人物は全て仮想の人物であり、実在する人物などとは一切関係していません。

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後輩とぼく

 とある工業団地。
 鉛色の空の下、無機質なコンクリート造りの工場がひしめきあっていた。大小様々、しかし色は似たような建造物が規則正しく並べられている。おそらく、鳥瞰すると薄い灰色の単純なモザイクをなしているだろう。
 そして、その工業団地は静まり返っていた。
 平日ならば、重機のエンジン音や大型トラックの走行音、巨大な金属のぶつかり合う音、拡大された業務連絡の声などが響き渡っている。
 しかし日曜日ともなれば、砂漠の昼と夜の気温のように、打って変って無音になる。

 その誰もいない工場とと工場の間の道を、一人の青年が歩いていた。
 年として高校生ほどだろうか、ジャージ姿だった。背はすらりと高く、整った顔立ちを長い前髪が覆い隠していた。
 いわゆる”イケメン”だった。
 青年は、数ある工場のうちの一つ、製鉄に関するらしい会社の敷地の前で立ち止まった。門は閉じられている。

「………」

 青年は門の横のフェンスに移動し、侵入した。
 金網のフェンスは大きく破れていた。

 台車が転がる重い音が、敷地内にある倉庫の中に轟いた。学校の体育館ほどの広さの倉庫だった。少ない窓から弱い光が差し込んでいる。しかしそれは、倉庫が保管すべき物を照らしてはいない。空だった。
 青年は頑丈な扉を閉め、壊れた南京錠を床に落とした。甲高い音がこだまする。
 倉庫の中央に進むと、そこには一脚のパイプ椅子があった。そして、空だと思われた空間に唯一の”物”があった。

「せん、ぱい……?」

 か細い声が発せられた。
 椅子には、一人の少年が座っていた。十代前半ほどで、小柄だった。Tシャツ一枚を着ているが、それ以外の衣服は身につけていない。

「………」

 先輩と呼ばれた青年は、椅子の正面に立ち、少年を見下ろした。
 少年は、手に持っているものを青年に差し出した。

「これで……」

 青年は、少年に渡された細い布切れと、ロープを受け取った。

「………」

 青年は椅子の後ろのまわりこみ、布切れで少年の目を隠した。

「何も、見えないです……」

 青年は少年のTシャツの裾をまくりあげた。そしてその先を、少年に咥えさせる。少年は肩と首周りにTシャツを巻きつけるのみで、ほぼ全裸となった。

「ん……」

 そして、青年はロープで少年の手足を椅子に縛り付けた。少年は動かず、暗闇を見つめた。
 青年は椅子の後ろから少年に抱きついた。ゆっくりと手を体に這わせ、胸部から腹部にかけて撫でまわす。

「んん」

 青年は自らの頬を少年のそれにすりつけた。そして、顔の至るところを舌で愛撫する。

「ふぁっ」

 少年が加えているシャツの裾に、唾液がしみこむ。
 青年はさらに手を下へと移動させ、腿に触れる。この時、少年の性器は直に触られていないにも関わらず、勃起の兆しを見せていた。
 そしてついに、青年は少年の幼い、不毛の性器に手をかけた。

「ん!」

 全体をもみほぐすように、ゆっくりと硬くなりつつある性器を包み込む。
 やがて完全に勃起した棒を、青年は握り上下に動かした。

「んあ! せんふぁい!」

 乾いた音があたりに響いた。赤みを帯びた性器が、緩急をつける大きな手によって快感に沈められる。

「あぁ、でちゃい、まふ……」

 少年はTシャツを強く噛みながら言った。
 そしてその言葉を聞いた青年は、手を止めた。

「ふぇ……?」

 青年は椅子の正面に回り込んだ。そして、ジャージのズボンとトランクスを脱いだ。

「………」

 そのまま少年の膝にまたがるように、立派にいきり立つ性器が少年の顔の前にくるように迫った。

「せんふぁ、っ!」

 青年はTシャツの裾を少年の口から取り上げた。そしてその口に、自らの勃起を突っ込んだ。

「んあっ!」

 そして青年は、そのまま激しく腰を動かした。

「ぐ、うぅ」

 少年は急速に出入りする性器に、必至で舌を絡めた。そして唇で締め付け、唾液を塗り込む。 くちゅくちゅという水音とともに、少年の唾液がほとばしる。 
 青年は腰の動きを止めることはなかった。

「……!」

 そして青年は、少年の口内に射精した。
 少年は大量に流入する精液に耐え切れず、せき込んだ。白濁の粘液が、少年のTシャツや腹に滴り落ちる。

「んあっ、せ、先輩……」

 性器を抜かれた少年は、口内に残った精液を飲み込んだ。

「先輩の、ミルク……」

 青年はしばし少年のみだらな姿を眺めた。
 そして、再び後ろに回り込み、手の拘束を解いた。
 少年はすぐさま右手を自らの勃起にあてがった。そして、猛スピードで運動を始めた。

「………」

 青年は傍らから、少年の行為を見つめたいた。
 少年は腹部に残る、先ほど青年が放出した精液を手に塗りつけ、そしてその手でしごく。

「せん、ぱいの、せーえき……」

 少年は暗闇しか見えない目で、天井を見上げた。 みだらな、行為を象徴する音を掻き立てる。

「イき、そう、です……」
「………」

 青年は腕を組み、ただ眺めるのみだった。

「先輩の精液で、イき。ます……」

 そして少年は、勢いよく果てた。純白の精液が、弧を描くように舞う。少年の手の中で、青年と自らの精液が混ざる。

「あぁ、気持ちいい……。先輩の精液、気持ちいい」

 青年は、少年を残して倉庫を去った。
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テーマ:ショタ小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/11/09(日) 18:11:25|
  2. 短編
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バイの某大文学部生です。少年愛の美学、ショタの文学、美少年と少年美、「艶」の定義についてなど日々考察中。

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後輩とぼく
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